利益体質なクリニックとは?
medicalforce セールス担当 川瀬久司(以下、川瀬): 利益の構造は、「利益=売上ーコスト」という式であることはビジネスとして周知されています。そのうえで、medicalforceで「利益をどう実現できるのか」という部分について、売上とコストをそれぞれ深掘りしましょう。
売上は、新規のお客様やリピートのお客様が順調に増え、安定的にお客様の獲得ができている状態が理想 です。
美容クリニックにおけるコストでは、 適切な経費削減やスタッフの生産性の高さ、ムダのない状況がコスト削減に繫がります。
medicalforceがコスト削減に繫がる仕組み
川瀬: medicalforceがコスト削減に繋がる理由は、クリニックの各業務フロー を連携できるからです。連携できる仕組みがコスト削減可能な理由 になっています。
川瀬: medicalforceの連携機能とは、お客様の予約が入って受付をし、カウンセリング、診察、オペ、会計処理、リピートに繋げる再診促進まで一気通貫で対応できる機能です。ひとつのツール内で連携して行えるため、コスト削減に繋がります。 また、medicalforceのコスト削減は、予約関連だけではありません。問診表がペーパーレスとなってカルテまで自動で届き、同意書なども紙ではなく電子で対応可能です。在庫管理では、使った薬剤や物品なども自動で減らせます。エクセルの手動管理よりも手間がなくなるため、コスト削減に貢献できます。
なぜ、業務フローの連携が必要なのか?
川瀬: 業務フローの連携は、各業務に特化したツールを使うことで増えた手間を省くために必要 です。
川瀬: 例にあげた各サービスでは、それぞれの業務が連携していないため、手動管理によるミスの発生が考えられます。
例えば、顧客情報が連動していなければ、お客様情報はそれぞれのツールごとに登録されている状態です。そのため、情報の更新があるたびに新規で入力し直す必要があります。要するに、連携していないとツールごとに都度、手入力をしなければなりません。
よくあるクリニック様のケースでは、電子カルテや問診表だけシステム化して電話受付がカルテと連動していないという状況も考えられます。
予約とカルテが連携していない場合
川瀬: 例えば、予約管理システムと電子カルテを連携せず運用しているクリニック様の場合は、情報をそれぞれの ツールに入力する工数が増えています。その工数増加が管理業務の負担になっている状況です。また、人による転記の場合は、ヒューマンエラーにも繋がります。
電子カルテと電話対応の場合
川瀬: 電子カルテを導入していても予約が電話で対応しているケースもあります。電話対応の場合は、受け付けた予約を手動で入力することが考えられます。また、お客様情報を検索する場合も、電話口でお客様の番号を聞き、検索作業をしなければなりません。電話番号の聞き間違えなど、入力ミスの発生も考えられます。
システムの分断による3つの手間
川瀬: さらに、業務フローが連携していないクリニック様では、各ツールごとにマニュアルを作成しなければなりません。予約システムや電子カルテそれぞれのマニュアルを作成するだけではなく、院内スタッフへのレクチャーも必要になります。導入するシステムの数だけ、マニュアルを作成する手間が増えます。
2つ目の手間は、ヒューマンエラーを防止するためのチェック体制の構築です。例えば、入力した内容を別の担当者が正誤チェックする際の複数人体制が該当します。複数の担当者でチェックをする体制は、それ自体が手間 であり、担当人数分のコストがかかります。 クリニック様が既存で別々のシステムを使っている場合の連携では、ベンダーを通すことが必要です。既存のシステム同士の連携(API連携)が可能か、システムの提供者側に確認しなければなりません。そうなると、その分の手間や副次的なコストが発生します。
medicalforceはワンストップで電子化できる
川瀬: システムの分断は、顧客情報を連携する際に手間を発生させます。medicalforceは、ワンストップで電子化できるシステムとして業務フローの連携が可能です。システムを分断させることなく、ひとつのツール上で効率よく自動化できるため、手間をかけずに運用できます。
medicalforceの連携の仕組み
川瀬: medicalforceは、予約やカルテ、会計、問診票の内容をすべて連動する仕組みが特徴です。手動による転記が不要なため、ヒューマンエラーも発生しません。顧客管理を効率よく自動化できます。
medicalforceの連携では、顧客情報などが自動入力される仕組みです。クリニックのお客様が予約すると同時に、その予約が予約カレンダーに自動で反映されます。 また、お客様が回答した問診票の内容は、予約情報と紐づき自動でカルテに転記されます。そのため、クリニック様側では入力する手間が一切不要になります。medicalforceは、予約、問診、カルテ、施術や薬剤の情報が、会計情報まですべて連動して記録されるようになっています。
medicalforceの管理画面
川瀬: 実際のmedicalforceの画面で確認してみましょう。
こちらがmedicalforceの予約管理画面です。お客様がWebで予約すると、予約情報が自動で反映されます。部屋別に予約画面が作られる仕様になっています。
medicalforceは、部屋とスタッフ、機械の稼働状況により空き状況を自動で抽出し予約できる仕組みです。すべての情報を連携したうえで予約可能日を案内できるため、予約枠調整の手間やミスを減らすことができます。
予約受付では、タイミングごとに予約カードを開くと、予約情報を確認できるカードが表示されます。必要に応じて問診票の回答やカルテの記入が可能です。
実際に問診票のある画面を呼び出します。QRコードで読み取ることで問診票の回答画面が表示されます。画面上では、必要事項の入力ができます。また、基本情報だけではなく、初診問診、再診問診と問診票の出し分けも可能です。
medicalforceは、美容皮膚科や美容外科、それぞれにカスタマイズした施術に紐づく問診票も作成できます。その問診票に回答された内容は、実際のカルテに自動転記される仕組みになっています。
こちらが実際のカルテの画面です。カルテ画面の構成は、左側がお客様の情報となっています。画面左側には、お客様の写真や、過去のカルテなどの診療履歴が表示されます。
画面右側が診療録の作成画面です。画面右側では、お客様のカウンセリングや施術の内容などを記入できる仕様となっています。
コース契約のお客様の場合は、画面上で進捗管理を確認できます。また、カルテ画面では、見積書の作成や症例写真の比較なども可能です。
カルテについて必要な情報は、主訴・所見に記入できます。medicalforceには、あらかじめカルテのテンプレートが用意されているので、定型的な文言などはテンプレートの利用がおすすめです。
お客様情報には、治療部位を視覚的に示すシェーマ機能や症例写真の取り込み機能も利用できます。
カルテに記入した内容などすべての情報は、会計画面に反映されます。会計画面では、合計の売上金額、施術の内容、物品、薬剤の販売、商品の販売などの情報を自動で表示することが可能です。あとは、お客様による合計金額の確認と決済方法の登録で会計処理まで一気通貫で委ねられます。
また、お客様に事前にクレジットカード情報を入力いただくことで、スタッフ様の方で決済を完了いただくことも可能です。 medicalforceは、ひとつの画面内に予約から会計・決済まで一気通貫で管理できるため、確認スピードが上がりコスト削減にも期待できるでしょう。
medicalforceを実際に導入しているクリニック様の声
川瀬: 実際にmedicalforceを導入しているクリニック様からは、予約の自動化ができるため、「電話対応がなくなった」や「工数が従来の1/5になった」などの声を寄せられています。
medicalforceは、社内に設置するシステムとは違い、クラウド型になるので導入費用が安価でアップデートも無料という点が特徴です。自社で機能開発をする必要がないため、コスト削減にも繋がる との声もあります。 また、medicalforceは、問診票や同意書などの情報をすべて連携できるため、 ひとり当たりのお客様に対応する時間を30分ほど削減できたとの声も寄せられています。削減した時間を活用できれば、1日当たりの予約数の増加となり、売上アップに繋がるでしょう。
電子カルテがどのようにして売上アップに貢献するのか?
川瀬: 続きまして、medicalforceがどのように売上アップに貢献するのかについて解説します。
川瀬: 冒頭では、「利益=売上ーコスト」という式に触れました。この「売上」にかかわる部分を細分化すると、「予約数×来院数×来院=単価」という変数がかかわってきます。
ここでいう単価(LTV)は、顧客の生涯利用する金額(価値)のことです。売上を構成する「予約数×来院数×来院=単価」は、すべてmedicalforceによりアプローチできます。
予約数
川瀬: なぜ、medicalforceで予約数が増やせるのでしょうか?それは、予約の「ムダ」がなくなるからの一言に尽きます。
川瀬: 患者様は予約の段階で日程調整や会員登録が必要になると、その多くが離脱してしまいます。クリニック様にとっては、取れたはずの予約がなくなってしまう、もしくは他の競合に流れてしまうのは「予約のムダ」であると言えるかと思います。 この状態は、お客様にとってストレス、つまり顧客体験の悪化につながり、最終的に予約におけるムダが発生してしまいます。
予約のムダをなくす方法その1
川瀬: 予約に対するムダをなくすには、medicalforceの連鎖予約が役立ちます。 medicalforceは、予約メニューを作成するタイミングで対応できる部屋や対応できるスタッフ、必要な医療機器と紐づけし、自動で状況を判定したうえで予約可能日を抽出します。そのため、クリニック様側は、スキマのない予約で埋めることが期待できます。
川瀬: クリニック様からは、「Web予約やLINE予約で受付業務にかかる時間を削減できました 」や「経営に集中できる ようになりました」、「予約の調整にかかる時間が減りました 」などの声をいただいています。 また、medicalforceは予約に対してムダな時間を設定する必要がないため、「導入前と比べて予約数が1.5倍になりました 」との声も寄せられています。予約数の最大化、売上アップにおいても期待できるでしょう。
予約のムダをなくす方法その2
川瀬: 次の予約のムダをなくす方法は、medicalforceの LINE予約機能によるものです。こちらに関しては、お客様のLINE IDと、medicalforceで管理する患者さんの IDが 紐付く形になっています。
そのため、お客様側にマイページへのログイン要求や会員登録を必要とせず、LINEの画面内ですべて予約が完了できるため、ストレスがかかりません。
実際の画面で紹介しましょう。クリニックの公式ラインの中で予約フォームを起動します。
施術の選択画面が表示され、スタッフの指名などの操作が可能です。スタッフ指名まで完了できたら、予約の〇×ですね。「部屋」や「スタッフ」、「機械」が紐付いた状態で〇×で確認できます。
お客様としては、美容室の予約 のような感覚で日程を選択するだけです。このような流れで予約を完了できます。マイページ上では、過去の予約の確認や現在予約待ちのお客様の確認もできます。 予約が完了した場合は、問診票と一緒にしたメッセージも送信可能です。予約完了のタイミングで問診票の記入もできるため、何度もメッセージを送る必要がありません。
川瀬: LINE予約機能を利用したクリニック様からは、LINEから直接予約が取れるので「予約の取りこぼしが減った」や「予約数が増えました」などの声をいただいています。
また、medicalforceはお客様が気になったタイミングを逃しません。お客様が深夜帯にクリニックを調べている場合は、クリニックに問い合わせることもなく、そのまま予約へと進めます。そのため、「夜間の申し込みが増えました」という声も寄せられています。 あとは、既存のmedicalforceを利用しているお客様が LINE の予約機能を使っていなかったケースです。 LINE の予約機能を導入しただけで「予約の数が1.3倍に増えました」という結果が報告されています。LINE予約機能を使うことで、予約の増加を実感されたケースですね 。
なぜmedicalforceを使うと来院率が上がるのか?
川瀬: 次は、来院率のアップに関して、アプローチ方法を解説します。
川瀬: アプローチは、予約後のリマインドのメッセージですね。medicalforceでは、リマインド配信が可能です。リマインド配信機能は、カスタマイズ性があり、LINE上であればクリエイティブで配信することができます。リマインド機能では、事前に問診票を書くことも可能です。 予約のリマインドでは、配信時間の設定もできます。例えば、3日前と1日前で出し分けるなど、予約内容を送ることでムダなキャンセルの防止にも役立ちます。
川瀬: リマインド機能についても、実際利用しているクリニック様の声があります。例えば、「キャンセル率が5%未満となって95%の来院率を達成した」というケースでは、従来全ての予約に対して電話で確認をしていたクリニック様が、medicalforceのリマインドメッセージと電話を掛け合わせることで来院率を大幅に改善しています。
また、リマインド機能を応用すれば、次回予約のお知らせも配信できます。予約前日のリマインドだけではなく、来院した1週間後にメッセージを配信する機能としても利用可能です。
なぜ、medicalforceで単価/LTVが上がるのか?
川瀬: medicalforceで単価/LTVを上げる機能は、ステップ配信やセグメント配信を使うことです。
ステップ配信
川瀬: ステップ配信は、特定の施術を受けられたお客様に連絡ができる機能になっています。来院されたお客様に、数日後に「その後いかがですか」とフォローの連絡を入れるなどです。
ボトックスを利用したお客様の場合は、3カ月後または4カ月後といった次回施術のタイミングでフォローの連絡をします。 ステップ配信は、タイミングよく連絡できれば、「また行きたい」というリピートにつながります。 クーポンの配信とも併用できるので、予約に繋がるアプローチとして有効 です。
セグメント配信
川瀬: セグメント配信機能では、カルテにあるお客様の情報(施術歴、購入履歴など)からお客様を特定できます。また、予約情報を活用すれば、来院回数などで絞り込むことも可能です。他には、コース契約のお客様で有効期限が近づいている人だけを抽出することもできます。 medicalforceでは、ターゲットを細分化して絞り、その人に合ったメッセージとか連絡により来院を促せる機能が利用できます。
川瀬: クリニック様には、セグメント配信を使っている美容皮膚科様と美容外科様の事例があります。
美容皮膚科のクリニック
川瀬: 美容皮膚科のクリニック様では、誕生月にクーポンをお送りしたところ、2カ月間で10万円以上の売上を達成しています。
美容外科のクリニック
川瀬: 美容外科のクリニック様では、鼻のオペと胸のオペのカウンセリングを受けたままのお客様だけを抽出しています。カウンセリング後に契約に至っていないお客様を対象に、「15%オフのクリスマスクーポン」を配布しました。12月にクリスマス限定のクーポンを送ったところ、4つの契約獲得につながったとの声を寄せられています。セグメント配信を活用して売上を上げた非常に良い事例ですね。
利益体質な美容クリニックを作りましょう!
川瀬: ここまでの部分をまとめましょう。利益体質なクリニックを作るには、コスト削減ができるシステム連携が必要です。 利益は、「売上-コスト」です。medicalforceは、売上とコストのどちらにもアプローチできるシステムとなっています。 ぜひご活用いただき、利益がしっかり残るクリニックを一緒に作っていきましょう。
川瀬: 本日紹介できなかった機能では、経営分析やダッシュボード機能などマーケティング的な意思決定も支援する機能もあります。
他には、症例写真を複数枚比較できる機能や診察券ポイントの管理機能も利用可能です。ポイントを貯めることによってお客様の接点を保ち続けるエンゲージメント向上の機能も利用できます。興味がありましたら、実際の詳細画面で案内させていただきます。