Nebula Clinicは、2022年11月に広島県広島市で設立された美容外科を中心とした美容医療を提供するクリニックです。開業後1ヶ月で黒字化に成功され、個人開業でも収益を安定させて成果をあげています。そこで今回はスタートアップサクセス賞受賞を記念してNebula Clinicの統括院長、白岩さんに導入の経緯からmedicalforce導入後のお話まで伺いました。
medicalforce Award2023 スタートアップサクセス賞とは
medicalforceの活用により売上・コストの両面から最大限に効果を上げ、突出した経営成果を実現されている開業から1年以内のクリニック様にお贈りする賞です。
Nebula Clinicは確かな美容医療技術と巧みな経営手法で、開業後1ヶ月で黒字化に成功し、個人開業でも収益を安定させて成果をあげています。medicalforceのLINE連携機能、ポイント機能なども積極的に活用し、広告費に頼らないクリニック経営を実現しています。
受賞式の様子
スタッフ3名でのミニマムな開業を実現
– まずはスタートアップサクセス賞の受賞おめでとうございます!
白岩さん:
この度はこのような賞を受賞できて大変光栄です!
現在は開業して10か月目でして、スタッフの数は増えましたが、開業当初はドクターが僕一人、受付カウンセラーとナースが一人ずつの合計三人というミニマムな体制で回していました。それでも回せていたのはmedicalforceに助けられていた部分が大きかったです。僕みたいな個人開業のクリニック経営にも合う電子カルテシステムだと思います。
– 開業当初からmedeicalforeを導入されていますが、電子カルテを選ぶ上での軸はなんでしたか?
白岩さん:
とにかくペーパーレスで、予約から会計まですべての工程を一元的に管理できるものを求めていましたね。前職の大手美容クリニックでは、紙カルテの倉庫が膨大になっていて、患者様が増えるにつれて管理がとても大変になっていたので、ペーパーレスで管理するのはこれからの時代必須だと思いました。資源的な意味でもそうですし、紙カルテを管理するのに人件費もかかりますから、経費の削減という意味でも重要です。最初は導入費用のコストがかかりますが、中長期的に見るとこちらの方が合理的だと思います。
– medicalforceを知ったきっかけと、最初の印象を教えてください。
白岩さん:
医療機器メーカーの方からご紹介頂きました。medicalforceを知った時の印象は、機能が多くて、自分のやりたいことが全てできるなと思いましたね!必須だと思っていたLINE連携もできますし、在庫管理・経理などの運営に必要なデータの把握、カウンセラーごとの売上も数値化でき、インセンティブの計算もしやすいですね。僕は単価や来院数の割合を意識しているので、こういった経営管理のデータがダッシュボードですぐ見れるのは魅力ですね。
– 他の電子カルテとも比較されたとのことですが、どの点がmedicalforceは優れていると感じたでしょうか?
白岩さん:
UI・UXがどの電子カルテよりも優れているなと感じました。ドラッグアンドドロップで簡単に患者様の写真などの情報を入力できたり、現在の患者様のステータスがリアルタイムに反映されたりして、自由診療をするのにあたって理想的な電子カルテだと思いますね。特にうちでは外科中心のメニューを提供しているので、患者様に紐づく様々な情報を簡単に探せるのは非常に便利です。
受賞スピーチの様子
– medicalforceを導入して便利に感じる点はどこでしょうか?
白岩さん:
クリニックの収益強化に大きく貢献してくれている点です。極端な話、僕は売上ではなく利益を追求しているので、経費を抑えて売上を上げることが重要なんですよね。冒頭でも述べたように開院当初はドクターが僕一人、受付カウンセラーとナースが一人ずつの合計三人で回してました。特に受付カウンセラーが一人でも回せていたのは、medicalforceに助けられてた部分は大きかったですね。medicalforceに月10万円のコストがかかったとしても、カウンセラーの人件費と比べたらかなり安いです。システムにコストを費やした方が「確実、時短、安い」の三拍子が揃ってると思います。
LINE連携機能やポイント機能の活用により、売上強化
– その他のmedicalforceの機能で活用されているものはありますか?
白岩さん:
最近はLINEからの予約が本当に多く、LINEの連携機能が欠かせないです。LINEの優れている点って、通知がきたら必ずトーク画面のトップに来るじゃないですか。そこが素晴らしくって、Instagramや他のSNSだと流れてしまったり、フォローしている方でも実際にはあまり見てないケースもあったりするんですよね。その点、LINEは否応なく一番上に告知されるので効果としては高いと思ってます。キャンペーンやクーポンの配布などマーケティングにしっかり活かしています。
あとはポイント機能ですね。ポイントを付与することで患者様からの紹介数を増やすことに繋がっていて、少なくとも全体の3割くらいの患者様は紹介経由での来院です。今月は試験的に広告費を一切かけずにやってみたのですが、来院数は落ちなかったので、いかに紹介からの来院が多く占めているのかを物語っていると思います。
– その他、クリニック経営にあたって意識して行ったことはありますか?
白岩さん:
開業当初は自分の顔と名前を売ることを特に意識していました。街の中心地で看板を出したりCMを流したりして、まずは自分の顔を覚えてもらおうとしました。地方ということもあり、中心街の看板でもそこまで高くないですし、費用対効果は十分にありますね。東京だと値段が高すぎてそう簡単にはいかないと思うので、地方ならではの戦略です。
– 最後に、今後のクリニックの目標を教えてください。
白岩さん:
おかげさまでもうすぐ1周年でして、それを記念して拡大移転する予定です。まずは広島の個人開業の自由診療クリニックでNo.1を目指して、ゆくゆくは全国展開も視野に入れています。今後も目の前の患者様を大事にして、紹介したくなるようなクリニックであり続けたいと思ってます!